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*此為翻譯練習,如有錯誤歡迎於留言處指正

春組第十回公演 

 

ムーン・トラベラー

月球旅行家

 

PART 1

 

誕生日が数週間後に近づいた春の夜--。

在距離生日還有數週的某個春日夜晚。

僕が施設を抜けだして、生まれ育ってた町へやってきた。

我從設施溜了出來,來到了出生長大的小鎮。

ここに来るまでバスを乗り継いで数時間、帰りも同じだけかかる。

換乘公車來到這裡需要數小時,而回程也是差不多的時間。

手伝いをして貯めたなけなしのお小遣いは、バス代しか残ってない。

因為當幫手而存下的些許零用錢,也只剩下付車票的錢了。

これをなくしたら帰れない。

如果這些錢不見的話,就無法回去了。

僕はボケットに入った小錢をぎゅーと握りしめた。

我捏緊了口袋中放著的零用錢。

いくら居心地が悪くても、施設にいれば食べ物にありつける。

即使環境惡劣,在設施中還是能夠吃到食物。

夜垂れ死にしないためには、あそこに帰るしかないんだ。

為了不在路邊獨自死去,我只能回到那個地方。

夜が明ける前には戻らないと、また懲罰部屋行きだ。

若不在天亮之前回去,又會被關進懲罰房間。

足早に塀に囲まれた道を進み、足を止まる。

我快步走在被圍牆圍著的道路,然後停了下來。

塀のブロックが二段崩れて、少し低なった部分に手をかけた。

圍牆的磚塊崩塌了兩層,我將手放在較低的地方。

このまま体を引き上げて、一気に飛び越える。

像這樣將身體撐了起來,一口氣翻過圍牆。

家を追い出された夜、いつも一人で月を見上げていた空き地は、何も変わっていなかった。

被趕出家門的夜晚,我總是會在這塊空地獨自一人抬起頭看著月亮。似乎什麼都沒有改變。

もっと懐かしい気持ちになるかとおもったけれど、不思議と何も感じしない。

我以為這會讓我有更懷念的心情,但神奇的是我什麼都沒感受到。

「あ、そうか。月が......」

「啊,是這樣啊。月亮... ...。」

夜空には小さな星が瞬いているだけだった。

在夜空中,只有零碎的星星在閃爍著。

「なんで月は見えないんだろう?」

「為什麼會看不見月亮呢?」

急に少年の声がして、驚いて振り返った。

突然響起的少年的聲音令我詫異的轉身。

「君は知ってる?」

「你知道嗎?」

誰もいなかったはずの空き地には、いつの間にか、真っ白な服に身を包んだ少年が立っていた。

原本無人的空地,不知何時站著一個包著全白服裝的少年。

「......月の入りが過ぎたから。月も太陽もと同じように沈む。夜だから必ず見えるわけじゃない。」

「... ...因為月亮跑得比較快,與太陽同時落下,所以晚上時也不一定能夠看見月亮。」

「へえ、物知りなんだね!それに、さっきあの高い塀を飛び越えてきたよね?運動神経もいいんだ。すごいね。」

「哇,你真博學!而且你剛剛是從那個高高的圍牆翻過來的對吧?運動神經也很好呢!真厲害!」

少年の目がキラキラと輝いていた。

少年的眼睛閃爍著光芒。

(なんだこいつ......こんな時間にこんなところにいるなんて、怪しい奴......)

(這傢伙是怎樣啊... ...這個時間出現在這裡,真是個奇怪的人... ...)

自分のことを棚に上げて、わずかに距離をとろうとした後、大き話し声が聞こえてきた。

我走到了棚架上,試圖與他拉開距離後,聽到了很大聲的談話聲。

「ハハハ!だから、いつも飲みすぎなんだって!また怒られるぞ!」

「哈哈哈!所以說,每次都說我喝的太多了!又要生氣了吧!」

「人のこと言えるかよ!」

「說點人話!」

飲み屋帰りらしい男たちの足音が近づいてくる。

似乎是剛從居酒屋回來的男人的腳步聲逐漸靠近。

僕の体がびくりと震えた。

我嚇得一震。

(こんな時間に子どもがこんなところにいるのが見つかったら、面倒なことになる。逃げないと......)

(如果這個時間在這種地方看到小孩子,會變成相當麻煩的場面。要逃跑才行... ...)

僕がうろうろと視線をさまよわせて歩を踏み出しても、少年は何を考えているのかぼーっとしていた。

即使我的視線飄移,踏出了步伐,眼前的少年卻似乎在思考著什麼,只是留在原地發呆。

(いいや、見捨てて行こう。)

(算了,不管他了。)

僕が駆けだそうとした時、素早く腕を掴まれて止められた。

當我正要逃跑時,卻因為手腕被突然抓住而停了下來。

「ねえ。」

「那個... ...。」

「は?」

「幹嘛?」

「君に家族はいる?」

「你有家人嗎?」

少年の問いかけて、僕の脳裏にいくつかの顔が浮かんだ。

隨著少年的問題,我的腦海裡浮現了幾個人的容貌。

直後、浮かんだことすら忌々しく思いながらかき消す。

然後,厭惡的心情令我抹除了那些人的臉。

「いない。」

「沒有。」

「夢はある?」

「那你有夢想嗎?」

(何をのんきなこと......)

(為什麼他能這麼悠閒... ...)

今そんなことを話している場合じゃないのにと、腕を振り払おうとするが、意外にも力が強い。

我思忖著現在明明就不是說這些話的場合,邊想要擺脫他的手,但是對方的力氣卻意外得大。

「ねえ、夢はある?」

「吶,你有夢想嗎?」

「夢......?」

「夢想?」

イライラしながら、無意識に夜空を見上げた。

我有些不悅,下意識地往上看著夜空。

求めていたものはそこいない。

我祈求的東西哪裡都不存在。

いつも、欲しいものは僕のそばから消えてなくなってしまう。

總是如此,我想要的東西總是會從我身邊溜走。

「ない。」

「沒有。」

「じゃあ、一緒に僕の夢を叶えてくれないかな?」

「那麼,要不要與我一起實現我的夢想呢?」

少年はそう言って柔らかく笑った。

少年的笑靨溫柔地盛開,他如此說道。

 

いづみ:それじゃあ、今日のリーダー会議はここまでということで。

泉:那麼,今天的組長會議就到此為止。

紬:お疲れ様でした。

紬:大家都辛苦了。

綴:終わりました?

綴:你們結束了嗎?

いづみ:うん。交代だよ。

泉:恩。換你們了。

万里:次は春組MTGか。

萬里:接下來是春組會議啊。

天馬:立て続けだな。お疲れ。

天馬:要連續開兩個會議。辛苦了啊。

咲也:お疲れ様!

咲也:大家辛苦了!

万里:......。

萬里:... ...。

千景:?

千景:?

千景:もしかして、俺の話しでもしてた?

千景:難道說,剛剛在談論我的事?

いづみ:え?

泉:誒?

咲也:なんでわかったんですか?!

咲也:為什麼會知道哇?!

千景:図星?

千景:被我說中了?

いづみ:さすが鋭い。その件もこれから話しますね。

泉:你果然很敏銳。有關這件事就是我們接下來的主題。

いづみ:それじゃ、改めて春組MTGを始めます。

泉:那麼,接下來就開始春組會議。

いづみ:まず春組第十回公演についてなんだけど、さっきのリーダー会議で各組6人目のメンバーを主演にしたらどうかって話してたんだ。

泉:首先,是關於春組的第十次公演。剛剛的組長會議有提到,讓每組的第六個組員來當主演。

咲也:冬組はガイさん、秋組は莇くん、夏組は九門くん、春組は千景さんです!

咲也:冬組是涯先生、秋組是莇、夏組是九門、春組則是千景先生!

千景:それはどうして?

千景:為什麼呢?

いづみ:これから新体制で始まる新しいフルール賞に向けて、今まで以上に個人の実力をアピールしていくべき時期だと思うんです。

泉:我認為現在是向著金花賞新體制開始前,向所有人展現比以往更強的個人實力的時期。

いづみ:最後に入団した4人は、まだ主演を一度しか経験してないでしょう?

泉:最後入團的4人,應該都只當過一次主演,對吧?

いづみ:主演をやることの新鮮さや活題性があると思います。

泉:我認為扮演主演會擁有新鮮感與話題性。

いづみ:それに、単純に入団当初と比べて成長した今の4人が主演をやったらどうなるか見てみたいっていう意見で一致したんです。

泉:而且,所有人也都想要看看已經成長的4人與當初入團時相比,擔任主演會是什麼感覺。

千景:なるほどね。

千景:原來如此。

咲也:俺も旗揚げ公演から経験を積んで二回目の主演をやったことで、すごく勉強になったので、千景にも経験してもらいたいです!

咲也:我在初次公演汲取到了經驗,在第二次擔任主演時也學到了很多。我們也想要讓千景體驗一下!

綴:たしかに、主演をやるとみんな一気に伸びるよな。

綴:的確是這樣呢。擔任主演的話,也能夠與一口氣成長許多。

至:いい機会なんじゃない。

至:這不是一個很好的機會嗎?

シトロン:チカゲも一歩ブレイクダンスするね。

希特隆:千景也要突怕自我呢~。

真澄:ブレイクスルー

真澄:是突破。

千景:でも、次は記念すべき十回目の各組公演でしょ?俺が主演でいいの?

千景:但是下一次就是值得紀念的第十次公演吧?我來當主演沒問題嗎?

いづみ:たしかに区切りがいいし記念の数字ではありますけど、劇団にとってはただの通過点です。

泉:的確是值得紀念的數字,但對劇團來說只是一個中途站而已。

咲也:まだまだこれからも続いていきますからね!

咲也:接下來也會一直繼續下去的!

千景:どこまでも前向きだな。

千景:不管什麼時候,咲也都很積極呢。

真澄:それで、どうすんの?やるのやらないの?

真澄:那你想要怎麼做?當還是不當?

千景:そうだね......監督さんたちにとっては通過点だとしても、ファンは第十回公演っていう節目に、ある意味期待すると思うんだよね。

千景:這個嘛... ...雖然對你們來說只是一個中途站,但是我認為以粉絲來說,對第十次公演還是會有一定程度的期待。

千景:それだけ公演を重ねてきた上で、どんなものを見せてくれるのかってさ。

千景:想著如此重要的公演,會帶來什麼樣的驚喜呢?

千景:初主演は、ルーキーとしてある程度温かく見守ってもらった部分もあるだろうし、多少ブレっシャーは感じるけど......

千景:初次主演時我作為新人,多少有受到大家溫暖的關照。但也會感到一些壓力... ...

千景:やろよ。みんなにも期待してもらってるみたいだし。

千景:不過我還是會擔任主演的。畢竟大家似乎也都很期待。

咲也:よかった!

咲也:太好了!

シトロン:カメが長いね!

希特隆:前湊真長呢!

綴:それを言うなら溜めでしょ。

綴:你要說的是前綴真長吧?

真澄:でも、確かに長い。さっさとやるって言えばいいのに。

真澄:不過確實是太長了。明明早點說要做就可以了。

いづみ:それだけ色々劇団のこと考えてくれてるってことですよね。

泉:這一定是因為考量到各種劇團的事情呢!

至:第四回公演の時はあっさりだったからね。

至:畢竟第四次公演時總是很乾脆。

いづみ:そうですね。あの時みたいに頷かれたら、それは心配だったかも。

泉:就是啊。如果像那時一樣順從著別人,總覺得讓人有點擔心。

綴:第十回目の公演で、久しぶりの千景さん主演か......脚本も気合い入れないとっすね!

綴:第十次的公演久違的讓千景先生當主演... ...我也必須要全心投入在劇本裡了呢!

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    畢娜 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()